2008年3月18日 (火)

試食会

本日は急遽、試食会。
男ばかりで作り上げた新商品は、はたして女性の好みをクリアー
するのであろうか。
飲食店はまず、女性の支持が大事。
そこで無理を言って、美しい女性二人に参加して頂いた。
結果は上々、これなら喜んでもらえると自信を深める。

それにしても可笑しかったのは、二人の女性の為に甲斐甲斐しくサービスに
務める我がスタッフ。
もう、お客様に対するように気を配る。
来てくれたお二人にはお腹いっぱいにして、満足して頂けたと信じてる。
やはり女性の存在は大きい。
本日の試食会は、どこか華やいだ空気も手伝ってスムーズにして充実した時間になった。

新しい事を始めるには、女性の力が必ず作用する。
こうして、時間を裂いてくれる人達が居る事は、とても有り難い。
そして、新しい店では多くの人に喜んで貰いたいと、
出前の定食を食べながら、自信と意欲を確認したのでありました。

Sさん、Aさん、ありがとう。
勝手に顔を公開してはと思い、手元の写真で登場してもらいました。

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2008年3月17日 (月)

ちょいと ひと休み

連日の試作にひと休み。
わがアパートの、コンロひとつの台所から生み出される新商品。
7日間ぶっ通しの試作もなんのその。
とは言え、集中度が落ちたら休みも大事。

そんな訳で、春の陽射しに誘われて、わたしは故郷の小田原へ。
所用を兼ねての小旅行気分。
新宿からロマンスカー。車中の人になった途端に眠りこけてしまった。
用事を済ませ、帰りの時間までの数時間、久々にお城に行ってみた。
ここは不思議な所で、城趾公園と言って城の前には小さな動物園
城の後ろには小さな遊園地がある。
どちらもほんとに小さい施設だが、地元の人には一日遊べる特別な場所だった。

動物園の動物も減り、遊園地の子供の数も減り、訪れる人の数も減っているようだ。
数年振りに訪れて、初めてカメラを持って夢中で撮ったのがこの場所だったと
つい、懐古的になる瞬間。
故郷離れて花いちもんめ。

強い陽射しに、微かに赤い顔となり、帰りの車内でもぐっすりと眠る。
新宿の雑踏に揉まれながら「さぁて、仕事にもどるか」

ちょいとひと休みの一日ではありました。Dscn3428_2
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2008年3月12日 (水)

ここから始まる

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がらんとした何も無い空間に、カウンターが作られ、キッチンが作られ、テーブルが置かれ
椅子が運ばれ、やがて美味しい匂いの「バーガー」が運ばれる。
何もない、誰もいない空間に物が置かれ、人が往来し、毎日を毎日生きる
当たり前の、楽しくも賑やかな暮らしが始まる。
商店街には今日も陽が射して、道行く人びとが陽炎のように揺れる。
そんな風景を想い描いて、
今日もわたしは一日を過ごす。

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2008年3月11日 (火)

さぁ 明日へ

「明日へ行け さぁ明日へ」と「ハナレグミ」は唄う。

昨年の10月最後の夜の、ZAZIEお別れパーティー用に作った(実は友人の高瀬くんに作ってもらったのだが)BGMの中に、密かに入れておいたのがこの曲
随分思い入れの強い選曲で、やはりどこかオセンチな気分だったのでしょう。
パーティーの最期の頃に店内に流れ出し、自分に言い聞かすように聞いたのを
想い出す。

こうして又、新しい場所を与えられると、去ってきた前の場所を想い出したりする。
それはひとりひとり違って、去ってきた故郷であり、去ってきた親であり
兄弟であり、恋人であり、妻や子や、愛した愛人であったり
大切にしていたレコードであるかも知れない。
風景であり、感触であり、痛みだったりする。
それらは皆、去って行っただけで、決して失った訳ではない。
失わない限り、きっとまた出会える
なんて、またまた、・・・・。
「明るい青年」のような気分に包まれて。

眠れない夜に手紙を書くと、翌朝読んで赤面するように
妙に高揚した気分になったりするもので、
新しい場所へ踏み出す時の、このハラハラドキドキは病み付きになる。
失ったと想うか、去って来たと想うかで気分は変わる。
気分ひとつで生きて来た自分の
全ては己の選択。
さぁ 明日へ

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2008年3月10日 (月)

春を呼ぶ

ブログを一行だけ書いて放ったらかしてしまった。
気がつく一日が終わろうとしている。
毎日家にこもっての試作の日々。なんとか基本線が固まって
詰めの段階まで来た感じ。
今日は気分転換がてらTUTAYAまで。
もう借りるものが無くなる位の勢いで、連日映画を観るのも仕事
海外経験の少ない分を、映画の映像で補いながらイメージを膨らます。
映画のストーリーは二の次、背景の街並や、食事のシーンの店の様子や
テーブルの上の小物に目が行く。
その目は映画鑑賞ではなく、まるで資料としての映像であったり、
なんとか「空気」を感じ取ろうとしたりで
観るのも仕事と割り切る。
その合間に以前観そびれた映画を挟んだり。
「武士の一分」なんてのも借りたりして、キムタクはいい役者になった
などと感じたりもする。
借りて来たDVDを抱えながら家に帰る途中、ふと見ると気持ちのいい空だったり
夕焼けだったりに出くわす。
もう春なのだと想い、今年の春は去年とは違う春にしたいと想う
春を待つのではなく、春を呼ぶのだと階段を登る足も軽やかになる。
刻々と迫り来る新店の準備に追い立てられるように
今日も一日が終わる。
新しい店名も決めた。
もうじきショータイムの始まり。
舞台裏は見せるものではないので、オープンの日まで乞うご期待。
新しい春を呼ぶ気でいる自分の、この懲りない性分は死ぬまで治らないらしい。

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2008年2月28日 (木)

風の行方

春一番がいつ吹いたのか、とんと知らぬ間に2月もあと二日。
2月26日、2-26に物件の契約成立。
この日は何故か風が温かかった気がして、この日が春一番だったのか。

天気の良い日は外に出て、コーヒーを飲みながら20、30分、ぼんやりとした頭で
太陽の陽を浴びる。
温かかった風が向きを変え、ひんやりと冷たくなったり
冷たい風がいつの間にか、そっと去り、ほかほかと太陽に暖められたりする。

今朝も外に出ると、さっきまでの冷たい風は止んでいた。

人の心も風に似て、吹き荒れたり、止んだり、時折優しかったりする。
無風もいいけれど、風は常に吹いていて欲しいと想う。
一緒にはこばれて来る埃も、匂いも音もみんな愛おしいと想うのは
どこか人恋しい心の現れか。
そう言えば、あの娘の風は最近冷たいな、
なんて想えば、少しは気も楽になるかも知れない。
またきっと温かい風も吹く日が来る。

さて、いよいよ動きが活発になったNEW ZAZIE
本日も、私の狭いアパートに集まって、試作の予定。
どんな風に運ばれて、どんな風を巻き起こすやら、
あぁー、またいろんな人を巻き込んで騒動がはじまる。
どんな風の行方になるのやら。
無風状態は出したようだ。

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2008年2月24日 (日)

企業秘密

久し振りのブログ
ここ暫くPCに触ることなく、メールもブログもご無沙汰。
コメント頂いても返す事もなく、無精をお許し下さいとしか言いようがない。
ごめんなさいです。近藤さんには写真も送ってないって、なんの事だか
判らない人には意味不明。

只今、意味不明の毎日。
仕事の方は場所も決まって、後は店作りに専念
なによりも新しい商品の準備が第一と、思いつく食材を買い集め、
ああじゃない、こうじゃないと独り言いいながらの試食、試行錯誤の日々
出上がれば、立派な企業秘密ができる。
さも、仕事してるように聞こえるがなんの事はない、好きな音楽を聞きながら
ただひたすら食っているだけ。
いままで食べた事のないものも、「仕事、仕事」と食い散らかしている。

その間、いろいろな事を思い、いろいろな過去を想い出し、
いろいろな事を感じ、あまり考えないように、
ただ流れ、現れる想いを放ったらかしておく。
ゆがて心の重力に従って、重いものだけが静かに床にとどまる。
それを拾い集めて、透明のガラス瓶にしまう。
太陽にかざすとキラキラと光を放ち、私だけの色が立ち上がる。
なんちゃって!!!!

新しい商品を作っているつもりが、いつの間にか人の心も「企業秘密」みたいに
いろんなものが詰まっているのだろうなぁ、なんて想ってしまう。

と、こんな日々が続いてもうすぐ3月。
枯れてしまった植物を、また花の咲く鉢植えに替えるのが楽しみ。
春よ来い。


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2008年2月14日 (木)

有り難い。

先日ブログに、いよいよ三茶に決まり!と書いたら何人もの人から
メールを頂いた。
気に掛けて頂いている事に、心から素直に有り難いと思った。
閉店してから丸4ヶ月。長いと言えば長い。
今日、現場の内見を済ませ、来週には契約。
「とうとう始まるか・・・」とつい漏らしたら、
「もう始まっていますよ」と仲間からの言葉。
気力は充実しているようだ。

今回の店舗は商店街の入口、広さもそこそこの20坪。
三茶の飲食街に新しい風を吹き込む気概は充分。
「シンプル」をキーワードに新商品の開発がいよいよ始まる。
しばらくは集中した時間が過ごせそう。

近頃、陽も伸びてきて、春の訪れまであと少しの辛抱。
桜咲く頃、新店舗のスタートが出来れば上々。
それまで雨でも雪でもドンと来い!!
と、妙に気の上がるミーティング。

さてさて、「出直し繁盛記」となりますよう、隅から隅までずずずぃーと
今後もよろしくお願い申し上げまする。

気に掛けて頂いて、本当に幸せですと、
改めて御礼申し上げます。
あとは、根っからの楽天的プラス思考で
やっぱり楽しく、苦労も引き受けたいと思ってます。

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男はつらいよ

パソコンの調子が悪くなって、最近新しい物に替えた。
仕事上には全く問題はないのだが、ハードディスクとやらが故障で
CDが読み込めない。切実なのはDVDが観れない。
で、新しいパソコン。
20インチにして映画が見やすい。
最初の映画は「フーテンの寅さん」。
すでに10年以上前に48作目を最後に「寅さん」は終わっているのに
昨年当りからずっと観たくて、DVDのシリーズから3本を購入。
確かに最後の48作目は、渥美清の辛そうな顔が「寅さん」ではなくなっている
表情がうかがえる。
晩年の様子が書かれた本も読んでいるので、尚更辛さが感じられる。
それでも頑張って撮ったと思うと、映画のストーリーとは別のところで涙が出てくる。
「寅はつらいよ」と伝わってくる。

シリーズの中でなんと言っても好きなのが「リリー」こと浅丘ルリ子との作品。
最後の48作目も「リリー」との物語で終わる。

こんな話は若い人には全く判らないだろうなと、今、フト思ったが
まぁいいでしょう。
ともかく今夜は「寅さん」を3本立て続けに観て、笑い、泣いた夜。
この心境は一体どうしたことかと、ぼんやり考えてしまった。

家族、人の暮らしと人との繋がり。
すぐに恋しては、振られ、「いい人」で終わってしまう切ない想い。
時代遅れの生き様と、不器用な在り方。
世間の端っこを生きながら、常に笑いを振りまく辛さ。
「男はつらいよ」と「今日も涙の日が落ちる、日が落ちる」と唄う。
「フーテン」なんて言葉も死後になったか、
「フリーター」とはちと違う渡世の関わり方。

いつでも帰る家があるだけ「寅さん」は幸せではあった。
日本人がもっとおおらかで、正直に人と付き合う姿が
みっともなくも、面白おかしく、平凡に生きる事を一生懸命生きた。
そんな姿に魅かれるのかも知れない。
正直で、甘えん坊で、意地っ張りで、人が良過ぎて、優し過ぎて、
我が儘、自分勝手のフーテン暮らしを、どこかで許す空気が
ほんの少し前の日本にもあったのだが。

人と少しでも違うと、寄ってたかってイジメにかかる
どこかで「つらいなぁ」とため息が漏れる。
「フーテンの寅」の明るさのない辛さ。

明るく、楽しく生きたいものです。

「・・・・続いた数字が四つであります、四谷 赤坂 麹町 ちゃらちゃら流れるお茶の水
粋な姐ちゃん立小便 白く咲いたか百合りの花 四角四面はとうふ屋の娘
色は白いが水くさい・・・・」

もう、わかんねぇだろうな。
時代錯誤の、フーテンじゃいけないのと、言う人とは付き合えぬ
「男はつらい」のだ。いや、「女もつらいよ」と声がする。


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2008年2月12日 (火)

コーヒーをもう一杯

ブログを書いたのはもう10日前
ぽやぽやしてた訳でもないのに、ほんと時間は待ってはくれない。

やっと、決まりました。
場所は三軒茶屋。
再出発の拠点は三茶からか。

渋谷、渋谷とうなされたように探し回ったが
どうにもピンとくる物件に会わず「一度渋谷を離れて考え直したがいい」
と判断。
狭過ぎる、高過ぎるの物件を前に方向転換。
その後が凄い。

新宿、四谷、高田馬場、水道橋、お茶の水、
原宿、目黒、代々木と歩き
駒沢大学と来て、最後に三茶。

自分で凄いと言ってるようでは駄目で、この位歩いて
結果オーライ。

今週中にも物件の内見。
よし、となればその後はもっと速い。
やる事いっぱい、考える事いっぱいで
気がせく毎日が目に浮かぶ。

新しい店作りに入る「時」がやっと来た感じ。
もう、あとは全て前向き思考で突き進むのみ。
これからワクワク、ドキドキの日々の連続
もう若くはない自分の心身を顧みると、
切なげに見上がる自分が見える。

横になったままでは始まらない。
どっこいしょ、と腰を上げる。
「コーヒーをもう一杯」
出掛けるために
「コーヒーをもう一杯」。
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